ある新聞掲載記事の文面に誤りがありましたので、整理しておきます。

2008年6月28日(土曜日)のある新聞の県民情報記事の掲載で誤った文面がありましたので、このページで訂正の説明をしておきます。
なお、前に「ある新聞...」とさせていただいているのは、取材いただいた記者さんには、文面の誤っていることをお伝えし、ご理解いただきましたのであえて「ある新聞」とさせていただいています。読んでいただいた皆様には、なにとぞご理解いただきますようお願いいたします。

■訂正または正しくご理解いただきたい項目
① 正:旧八幡郵便局
  誤:旧近江八幡郵便局

② ファサードの写真横のキャプションについて
 新聞では“一粒の会の手で復元されたファサード”と記載がありますが、これについて少し加えた説明が必要ですのでここで説明しておきます。
 ファサードは一粒の会だけの力で復元できた訳ではないことを強くアピールしておきます。旧八幡郵便局のある近江八幡市仲屋町中はあきんど道商店街の中にあり、あきんど道商店街のみなさんのご理解とご協力、そしてご寄付いただいたたくさんの企業やみなさんのお陰で復元できています。決して一粒の会だけの力で復元できた訳ではないことをアピールしておきます。

③ 「プロの建築家ではなかったヴォーリズ...」のコメントが誤った記載であることについて
 新聞では、“「プロの建築家ではなかったヴォーリズだからこそ、日本文化を尊重し、その気候風土に合わせた和洋折衷の建築スタイルを提案できたと思う」と伴さん。”
と、ありますが、この文章を利用し訂正させていただくとしたら、正しくは、
“「人々の健康や生活環境をすなおに感じられたヴォーリズさんだからこそ、日本文化を尊重し、その気候風土に合わせた和洋折衷の建築スタイルを提案できたと思う」

のようになります。会長の伴はヴォーリズさんのことをプロの建築家ではなかったとは、考えておらず、逆に本当のプロの建築家なのだろうと尊敬の念を厚く持っています。
 ヴォーリズさんは、日本のいいところはいいところとして残したり真似たりして建築にも取り入れています。ヴォーリズさんが日本に来て生活し、ヴォーリズ自身が人の健康上、生活環境上よくないと感じたところをヴォーリズが生活し経験してきたアメリカの建築のいいところを日本の建築にうまく取り入れたのだと考えます。日本の建築のいいところとアメリカの建築のいいところ、いいところばかりを組み合わせた和洋折衷の建築スタイルを提案してきたのでしょう。これらの提案は、ひとびとがどのように健康で生活できるかということを考えて、建物に表現してきたのであろうと思うのです。
 簡単ではありますが、このような説明を付け加えて読者様に、ご理解をいただきたいと思います。【文責よろづや】